キャンプでおすすめの外遊びを紹介していきます。自然に触れさせたいとはいうものの、長い時間を外で過ごすキャンプでは子供を飽きさせないようにするのはけっこう大変ですよね。
テントのなかでスマホやゲーム機をいじっても家で過ごすのと変わりませんし・・・。
せっかくキャンプに来たのだから、子供をできるだけ外で遊ばせましょう!!
キャンプでの外遊びは子供がよろこぶ
お父さん、お母さん、ファミリーキャンプは何を目的にしていきますか?
ゆっくりしたい?自然に触れたい?日ごろの喧騒を忘れて休みたい?
もちろんそれも大事だけれど、子供にいい思い出をつくってもらいたいですよね。
キャンプでは子供とおもいっきり遊んで、日ごろのストレス発散をしつつ、子供に貴重な体験をさせてあげましょう。
キャンプでの「外遊び」~自然、施設を活用した遊び~
キャンプ場の外遊びでまずやりたいのは、その地形やそのキャンプ場でしかないもので遊ぶことです。
将来、このキャンプ場で虫取りしたねとか、あそこのキャンプ場の川で遊んだよねとかを子供が覚えていてくれたら嬉しいですよね。
①探検(exploration)
まずはキャンプ場の地図を探す。(だいたいどこのキャンプ場も看板に地図があります)
そしてとりあえず地図に書かれているところには、全部行って見ましょう。探検です!
せっかくキャンプ場まで来たのだから、まずはどこに何があるくらいは子供と歩いてみましょう。ネットの情報よりも体験することが大事です。意外とおもしろかったり、景色のいいお気に入りの場所を発見できるかもしれません。
トイレやシャワー、売店、遊び場なども確認しておきましょう。もうこれだけでけっこう時間が経つと思います。
②遊具遊び
キャンプ場によっては、遊具が併設されていることもあります。
子供は滑り台やブランコがあれば、とりあえずいきたいと思います。すぐ飽きてしまうかもしれませんが、後になって意外と覚えてるものです。
好きな子は何回も遊具で遊びたがるでしょう。キャンプサイトから近いところに遊具があれば、勝手に遊んでくれます。
③水遊び(小川、海水浴)
山間のキャンプ場であれば、綺麗に整備された小川が近くにあることが多いです。
小川には子供の興味を刺激するものがたくさんあります。貝やカニ、小魚、海老などの生き物は見るだけでも喜びます。特徴的な石を集めたり、葉っぱを浮かべてレースなんかもできます。
道具無しでも楽しめますが、水着や生き物を捕る網やバケツなんかがあればもっと楽しめるでしょう。
ただし、雨が降った後や川の水量が多い時は危険なので、親御さんが気を付けてください。
海水浴ならさらに気を付けてあげてください。
④どんぐり、松ぼっくり、きのみ集め
山間のキャンプ場であれば、どんぐりや松ぼっくり、木の実なんかが集め放題です。
拾って集めるだけでも楽しいですし、工作に使うこともできます。松ぼっくりは焚き火やBBQの着火剤にもなりますよ。
落ちているどんぐりや木の実で、その木が何の木かがわかります。
⑤焚き火用の枝集め
焚き火は非常に奥が深く、火を見ることは大人も子供も関係なくリラックス効果があるそうです。癒しですね。
燃やす薪や小枝の種類でも火が変わってきます。木の種類を少しは覚えておきたいところ。一般的に重く硬い木(クヌギ、カシ、ナラ)は火がつきにくいですが、長い時間燃えてくれます。軽くて柔らかい木(杉、松)などは燃え尽きやすいですが、火がつきやすいです。
もちろんできるだけ乾いてる木を拾いましょう。焚き火に興味がなかった子供でも、自分で拾った小枝なら参加したくなるはずです。
自分でひろってきた小枝に火を着けて、じっと見つめる。なかなか日常ではできないことですよね。
⑥昆虫採集
夏限定ですが、カブトムシ、クワガタムシは多くの子供がよろこぶと思います。
明るい間にキャンプ場を探索し、クヌギやコナラなどの木を見つけておきましょう。その木にスズメバチやカナブンが付いていたら、夜にカブトムシやクワガタムシが飛んでくる可能性が高いです。
それから感動はやや落ちますが、キャンプ場内の外灯や明りにも集まってきます。暗くなっても明かりがついているトイレや炊事棟なんかは狙い目です。
キャンプでの「外遊び」~道具を活用した遊び~
キャンプ場の自然や施設を使って子どもを遊ばせるのがメインですが、少し遊び道具を持って行けば、さらにキャンプの外遊びが楽しくなると思います。
外遊びの道具は普段から使っているものがあると思いますが、とりあえず車に載せられるものは入れときましょう。だんだんと使うもの、使わないものがわかってくるはずです。
⑦砂いじり、おままごと
特に女の子が好きなのがおままごとです。葉っぱや木の実を使ってご飯を用意してくれたり、お店を開いたりします。
公園の砂場遊びほど、シャベルやスコップは必要ないと思います。ちょっとした入れ物やお皿なんかがあれば、あとは子供のインスピレーションで遊んでくれると思います。
⑧シャボン玉
とにかく子供はシャボン玉が好きです。
大小のシャボン玉をつくるもよし!
飛んでくるシャボン玉を割るのもよし!!
とりあえず用意しておけば、10分~20分くらいは時間をつぶせるはずです。周りに気を使うかもしれませんが、危険がないのでおすすめの遊びです。
⑨水鉄砲
小川が流れるキャンプ場であれば、ぜひ持って行きたいのが水鉄砲です。
また、暑い暑い夏キャンプにもおすすめです。テントサイトの周りで遊べば、打ち水にもなり熱中症予防にもなります。微力ですけどね。
暑い時期なら服が濡れてもすぐに乾くので、おすすめです。
⑩天体観測
大げさな望遠鏡なんか持って行く必要はありません。晴れた日であればキャンプ場からであればしっかり星空を見ることができます。
夏の星座は超有名な「夏の大三角形」や、「さそり」「ヘルクレス」「かみのけ」など88星座を見ることができます。
図書館で星座図鑑なんかを借りておいて、目当ての星座を決めておくのが楽しむコツです。
本の中だけでなく、実体験することが自然に触れる醍醐味だと思います。
キャンプ場で遊ぶメリット
キャンプ場で遊ぶメリットは、自然に触れあえることができ、そこでしかできない経験ができることです。
また、普段の生活がどれだけありがたくて便利なものかもよくわかります。すべて自分たちで準備していかないと、その日一日の生活ができないわけですからね。
自然に触れて、普段の生活に感謝できる。子供にとって、これ以上ないくらい良い家庭教育になると思います。
キャンプ場でできる子供の「外遊び」まとめ
キャンプの醍醐味である、外遊びをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
キャンプでおこなうことは言ってしまえば、すべて遊びです。テントをたてるところからご飯作り、焚き火までなんでも楽しめてしまうところがキャンプの面白いところです。
普段はわずらわしくてめんどくさい事も、キャンプでなら楽しみながらできてしまうので不思議ですよね。
この記事で紹介したことプラス、キャンプの準備から片付けまで、子供さんに手伝わせてあげてください。あっという間に時間がたって行くと思います。